8月2日、彼と1泊2日でいった伊香保温泉のプチ旅行の帰り道。
車で家の前まで送ってくれた彼から、
「誕生日プレゼント欲しいか?」
と聞かれる。
「うん」
でも、私の誕生日は明日・・・
「そうか・・・それならあげても良いけど一つ条件がある」
彼は車の後ろに手を伸ばしてもぞもぞしながら私の顔を見ずに話す。
「何?どうしたの急に??」
彼が紙袋を引っ張り出した。
いたずらっぽい目で私をじっと見つめながら言う。
「旅行は楽しかったですか?」
「はい」
「来年もまた一緒に行ってくれますか?」
「うん」
「それじゃ・・・これからもずっと一緒に俺と旅行に行ってくれるか?」
「・・・はい。」
あまりに突然だったから、最初は何のことだか判らなかった。
彼が取り出した指輪のダイヤの煌めきに、はっと我に帰った。
「そういうことだから。」
彼が少し、てれくさそうに笑う。
「ありがとう」
気が着いたら彼を抱きしめていた。
「ありがとう」
「ありがとう」
「これからもよろしくね」
この日から、私の結婚準備生活がスタートした・・・。